木多康昭「喧嘩商売」レビュー 中編

所変わって、十兵衛が転校した高校の風景に切り替わります。

転校の挨拶をしたところ担任の島田先生「何かわい子ぶってんだか」というお言葉が。しかし、木多はかわいいとかそういう言葉ホント好きだな。

で、自分の席発表。
島田「佐藤君の席はビクトリアの隣と言う事で」
十兵衛が目をやると・・・そこにいたのは、幕張の船婆のような貞子みたいなすげえブサイク。ここで、十兵衛ブチ切れます。

「ハーフのブサイク初めて見たわ!」
個人的に、すごいここツボだった。確かにハーフのブサイクってあんまし見たことないもの。
転校だ転校!と怒鳴り散らす十兵衛に、島田先生がひと言。

「ビクトリアの斜め前に座ってる山田綾子君はチェックしたかね?」
見るとそこには、木多の絵でいわゆるカワイイどころの少女が。

十兵衛「だからって、別にあの子と付き合えるわけじゃ」
島田「果たしてそうかな?」
ココで十兵衛が転校してくる前の風景に切り替わります

山田「今度、転校してくる人ってかっこいいんですか?」
島田「写真見たけど、かっこよかったよ」
山田「頭がいい上にかっこいいんですか!!(キャハ)」
(ちなみに、十兵衛が以前いた高校は、頭がイイ事で有名な学校らしい)
と言ってたよ。と島田先生。

十兵衛「しかし、一度男が転校と言う言葉を口にしたからには」
島田「挿入できるのに・・・」
十兵衛「挿入できるの?」島田「挿入できます あの子処女だし」

島田「人によっては処女は、面倒だという人もいるが男なら・・・」
  「自分色に染めてみたいとは思いませんか!!」
十兵衛「思う!」

「だけど、普通に考えて嘘だよ・・・俺にとって都合のイイ事ばかりだし」
「俺を転校させずに引き止めるための嘘だよ・・・」
「しかし・・・しかしさ・・・嘘だとはわかっていても、信じてみたい・・・」

島田「今日中にペティれるよ」
十兵衛「この人を、信じてみよう(キラーン)」

ダハハハハ、馬鹿な流れだ!しかしこれでこそが木多だ。
少年ジャンプやマガジンでできない流れをヤンマガなら違和感なくできてしまう。正直木多は、執筆する雑誌を誤っていたとしか思えない。

島田「私のことを信じなさい。女子高生の事は一番知っとる」
十兵衛「し・・・島袋先生〜!!」
島田「島田だ」
十兵衛「そうだった、女子高生の性に異常に詳しい島田先生だった」

十兵衛「しまぶ〜って呼んでいいですか?」
島田「いいわけないだろう」

木多やったよ!また島袋光年をネタにしたよ!
ココの流れホント笑った。危うくコンビニで大爆笑するところだった。

で、結局十兵衛はビクトリアの隣って事で落ち着きます。
隣の席のビクトリアには目もくれず綾子ちゃんに挨拶。

「そうか・・・この娘とペティれるのか・・・」
「チンコ勃っちゃった」

さて、ハローワークで失業保険の手続きしてくるので、続きはまた。