木多康昭「喧嘩商売」レビュー

せっかくなんで、木多レビューでもしてみるか。
なんつーか、ウリが必要なんですよ、ウリがw

まず、CGで描かれた主人公「佐藤十兵衛」が因縁つけてきたヤンキーのリーダーと戦ってるところから始まる。

「アホか。空手やってる奴にマウントなんか取らせて」
「これはガードポジションって言うんだよ」
その数コマ後、スイープしてマウントを取る十兵衛の姿が。
「これが、マウントポジションだ」
「鼻を潰すんだったな」

なんて、木多らしくない始まり方なんだ!おいおい聞いてないぜ?

「は、鼻血が出てるじゃねーか・・・」
「明日新しい学校に転校するのに・・・顔とか腫れてたらどうするんだよ・・・」
「お前、恋愛の70%は第一印象で決まるんだぞ・・・」
「ごめん、十兵衛君が明日転校するとか知らなかったし」

「アホか!!」

「日々勉学にいそしんでるだけの俺にわけのわからん因縁つけてきやがって!!」
「眠いなら、家帰ってから寝ろ!」

木多色復活。これでこそ木多。ビバ木多。

次の場面では、ヤンキーにカメラを買わせ転校の挨拶をする十兵衛が。
「めちゃ・・・かっこいい・・・」
「思わず自分で自分にプロポーズするところだった」
「こんな俺ですが、一生一緒にいてくださいって感じの」
「病気や」

ってな、ノリで進んでいきます。
・・・素晴らしく木多の色に染まってるな。木多信者はニヤニヤしながら見てたんだろうな。この作品。俺も含め。

続きはまた明日。